救出したサケ稚魚たちが元気に泳いでいます
建設課の話では、浚渫のスケジュールの関係で、11月中に行って欲しいとのこと。例年よりも早いためまず心配したのは、卵が発眼しているかどうかということでした。産卵してから発眼するまでに非常にデリケートな時期があり、卵を動かしたり光に当てたりするとすぐに死んでしまいます。しかしどちらにしても、浚渫で重機が入れば卵は死んでしまいますから、わずかでも助かる命があればと、実行することに決めました。
あまりにも急な話で、11月最後の週末までに1週間を切っていました。安田さんは仲間の皆さんに連絡をとり、私は県の水産課に電話して大急ぎで「特別採捕」の許可を取る手続きをし、内水面総合センターへも飼育のお願いをしました。いつもながらに、県の鉾碕さん、センターの松崎所長さんはじめ関係者の皆さんが、快く協力して下さって本当にありがたかったです。
九頭竜川中部漁協の岩本組合長さんは、手作りの昼食を用意してくださいました。また九頭竜川流域防災センター、ドラゴンリバー交流会の皆さんにもお世話になりました。
2011年11月27日(日)
急な話にもかかわらず、15人(+1+ワン)の皆さんが集まってくれました!!
寒い中、一日仕事になってしまいましたね。本当にありがとうごいざます。
毎回参加していただける方も多く、慣れた手つきで作業は進んでいきました。
福井県内水面総合センターさんで今回も飼育していただきます。
2012年1月9日(月)
すっかり浮上し、200匹ほどのサケ稚魚が元気に泳いでいました!!
放流できる日まで、時々顔を見に行きたいと思っています。今年は別のところでサクラマスの飼育も行ってもらっているので、子どもたちと、「サケとサクラマスの比較観察会」なんていうのが開催できると良いですね!!
- 2012.01.14 Saturday
- 卵の救出作戦
- 21:34
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- by サクラマス レストレーション