産卵場にやってきたサクラマス
- 2023.11.05 Sunday
- 産卵場の造成
- 23:43
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- by サクラマス レストレーション
2023年10月15日(日)
今年も九頭竜川の支流で、サクラマスの産卵場の造成を行いました。今年は遡上が少ないと予想されるため、例年より少なく3ヶ所の造成でしたが、クオリティを上げることに注力しました。
ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。雨を心配していましたが、作業中は雨に打たれることもなくお陰さまで無事に終了しました。
作業前の川の様子です。
雨が降り出す前にと、先に集合写真。
スコップやジョレンで川底を掘り砂泥を流します。
水深や流速調整に使う大きな石を運びます。
産卵場に適した礫をリレーで運びます。
産卵場に礫を敷いていきます。
葦の際も大事な産卵場です。
最後に河床や水深、流速を確認し微調整します。
作業終了後の支流は水通しが良くなっていますね。
サクラマスが無事に命を繋ぐことができますように。
2023年9月24日(日)
岐阜県の石徹白漁協が毎年行っている産卵場造成に、今年もサクラマス・レストレーションの仲間が参加しました。石徹白川は第一堰より上流にはイワナたちが遡上することができないため、自然産卵での再生産をめざし、2010年に『人工の枝川』をつくりました。以来この季節になると、毎年この枝川で河床の改善と人工産卵場の造成を行っています。
美しく元気な渓流魚に出会える日本でも有数の川。地元の人たち、漁協、行政、釣り人たちの連携と地道な活動が実った希少な九頭竜川の支流です。
作業の前には恒例の、ここで生まれ育った稚魚たちの石徹白川本川への「お引越し」が行われました。
産卵期を迎える頃には、再びここに帰って来ることでしょう。
2020年10月10日(土)18日(土)
九頭竜川の支流で、恒例のサクラマスの産卵場造成を
行いました。コロナ対策として、参加者の密を避ける
ため、今年は作業を2日間に分けました。
10日は、アシの密生により流れが分散していたので、
魚類の移動に配慮したうえで、サクラマスが産卵する
河道への流量が増えるよう調整した後、産卵場の
掘り起こし作業を行いました。
18日は、人工産卵場へ礫を埋め戻す作業と、流速を
調整する作業を行いました。
今年はサクラマスの遡上が非常に少なく、
重複産卵の可能性が低いため、例年なら8〜9か所
行う造成を6か所にとどめて、産卵場の状態を
向上させることにしました。
ご協力いただいた皆さん本当にありがとうございます。
今年もいつものように、サクラマスが産卵に来てくれて
命が繋がるといいですね。
福井県、内水面総合センター、漁協との協働で、昨年に引き続き
今年もサクラマスが遡上してくる支流に「産卵床ユニット」と
「簡易魚道」の設置作業を行いました。今年も県内外から
フライフィッシャーのお仲間が大勢駆けつけて下さいました。
回を重ねるごとに皆さんだんだん手慣れた感じになってきて、
作業も素早くはかどりました。本当にありがとうございます。
2017年10月8日(日)
レストレーション主力メンバーによって、簡易魚道のパーツが
着々と作られててられていきます。大工さんの良ちゃんが今年も
いてくれて心強いです。にわか大工さんも増えてきました。
2017年10月14日(土)
この日は支流で「産卵床ユニット」を設置しました。
昨年は成果を確認できましたから、今年も楽しみですね。
2017年10月15日(日)
続いて「簡易魚道」の設置を支流で行いました。
今年も改良を加えましたので、良い結果が得られるといいですね。
NHKの本道カメラマンも、2日間とも取材に来て下さいました。
ありがとうございます。
皆さん、小雨降る肌寒い中、本当にお疲れさまでした!!
福井県内水面総合センター、九頭竜川中部漁協、サクラマスレストレーションの協働
により、昨年に続き今年も、サクラマスが遡上してくる支流に「産卵床ユニット」と
「簡易魚道」の設置作業を行いました。今年も県外遠くから、フライフィッシャーの
お仲間が大勢駆けつけて下さいました。本当にありがとうございます。
お陰様で無事に作業が終了しました。皆さんお疲れ様でした〜。
2016年10月2日(日)
この日は、昨年のパーツを利用して「簡易魚道」の製作を行いました。
大工さんのリョウちゃんとヨシくんが、今年も来てくれたので安心でした。
リョウちゃんは滋賀県、ヨシくんは岐阜県の大工さんです。
昨年の反省をふまえて、皆で話し合いながら改良を行いました。
2016年10月8日(土)
朝方激しく雨が降り一時はどうなるかと思いましたが、無事に「産卵床ユニット」を
設置することができました。相当な力仕事でしたが、皆さん頑張ってくれました。
全国でも稀な試みです。サクラマスの自然産卵に有効であることを期待します。
2016年10月9日(日)
この日は「簡易魚道の設置」を行う予定でしたが、前日の夜から朝方にかけて雨が
予想以上に降ったため、川が濁流となっていて作業を断念せざるおえませんでした。
せっかく貴重なお休みに来ていただいたのに残念でした。展示が新しくなった
内水面総合センターや育成中のサクラマスの池の見学会をしました。
2016年10月16日(日)
1週間延期して「簡易魚道の設置」を行うことができました。
遠方より再び集まっていただいたり、新たに来いただいたりで、とても助かりました。
昨年の設置は、実際に行ってみるといろいろと難航し、陽が暮れる直前まで作業を
して何とか間に合いましたが、今年は、スムーズに行うことができました。
今回はFBCさんとNHKさんも、取材に来て下さいました。
(番外編)
何と〜〜〜われらが本道カメラマンが、九頭竜川に帰って来てくれましたよ!!
なんだかこのシーン、懐かしいな〜。
そして、さっそく番組放送のお知らせです!! はやッ。
2016年10月18日(火)
NHK福井放送局
ニュースザウルスふくい 18:10〜19:00の間のどこか
過去の活動も少し振り返りながら、今日の様子が放送されるそうです。
楽しみですね!!
石徹白川C&Rネットワークの斉藤彰一さん達が、渓魚の自然産卵のために
約200mの人工河川を漁協の人たちと造ったのが、2010年の秋のこと。
安田代表や仲間のみんなで、すぐに整備に駆けつけ、その年には人工産卵場に
仕上げ、さっそく多くのイワナ達が繁殖するようになりました。
それはとても画期的なことでした。今でも多くのイワナ達が棲んでいます。
2016年9月25日(日)
今年も人工産場をつくるお手伝いに行って来ました。
ジャパン・フライフィッシャーズ(JFF)
ビーバーポンド・フライフィシャーズ(BPFF)のメンバーの皆さんも
お手伝いに駆けつけて下さいました。
何度かNHKの全国放送でも紹介されたこの取り組み。
本道さん、今年はカメラを置いての参加ですね〜。